今オーストラリアの語学学校で人気のコース、バリスタコース。

オーストラリアのワーキングホリデーで仕事を見つけるには英語ができることは必須ですが、今は英語だけでなく＋アルファのスキルがあると重宝されるようになってきました。

語学学校で開講しているバリスタコースが今人気な理由もそのひとつ。

今回はブリスベンにある語学学校レクシス イングリッシュで開講されているバリスタコースを受講されたYouTooProjectの生徒であるKanakoさんにインタビュー！

◎ バリスタコースを受ける為に必要な英語力は？

◎ 実際バリスタコースはどんなことをするの？

◎ 仕事探しには役に立つの？

バリスタコースの気になるあれやこれを聞いてきました！

ーバリスタコースを受ける前の英語力はどうでしたか？

レクシスのバリスタコースを受ける前にプレテストという事前テストを受けました。
そこでの結果は、 Pre intermediate（プレインターミディエイト）レベル、先生やお店の店員さんが話していることを5割程度理解出来るけど、自分が話したいことは3割程度しか伝えることが出来ない状態でした。

そこでレクシスの一般英語コースを８週間受講し、８週目の最終週でIntermediate （インターミディエイト）レベルまでアップ。この時は7割程度は理解でき、5割程度は伝えられるようになってきたかな？というような状態でした。
正直もう少し長く授業を受けていたら英語力がさらにぐっと伸びて、バリスタコースの理解度も違ったんじゃないかなぁと思っています。

というのも、 バリスタコース受講に必要な英語レベルがIntermediateレベルだったので、最終週にぎりぎりIntermediateレベルに到達した私は英語レベルが不完全な感覚がありました。

実際にコースを受講する中で、初めて聞く食品衛生関連の単語は今までに聞いたことのないような単語ばかりで難しく、理解するのに時間がかかりました。
ちなみに、レクシスのバリスタコースではコーヒーはもちろん、食品衛生に関する知識・資格取得も目指せます！

授業の中では、英語の文章で問題に解答する必要があるものもあり、つまづくことは多かったですが、バリスタコースの先生がしっかり丁寧に教えてくれましたし、一緒に学んでいるクラスメイトで助け合えたので取り残されることは無かったです。

完全なIntermediateレベル以上の英語力がある子たちはスムーズに理解出来ている印象だったので、コース受講前に英語力を少しでも上げておくことは重要なポイントだと思います。

ー実際のバリスタコースはどうでしたか？ 

予想以上に基礎から丁寧に教えてくれ、実技はもちろん座学での勉強もしっかりありました。
コーヒーやエスプレッソマシンに関する知識に加えて食品衛生、カスタマーサービスに関することも学べるので、カフェだけではなくオーストラリアすべての飲食店で働くために必要なことをたくさん学ぶことが出来ました。

実技は、エスプレッソマシンの使い方からエスプレッソの作り方、ミルクのスチーム・注ぎ方、サーブの仕方まで一通り学ぶことができ、学校の休み時間には校内でショップをオープンして実際に生徒や先生に販売もしていました。

英語でオーダーを受けて、現金支払いや決済端末を使用してカードでのお会計もするので限りなくリアルに近い販売体験が出来たと思います。
毎日多くの生徒や先生が買いに来てくれるので、15分間で40～50杯程コーヒーを作り、接客・提供していました。

語学学校でこんなにもリアルに近い仕事の練習を、しかも英語で出来るので、とても有難かったです。

すごく忙しくて、初めは提供に時間がかかったりオーダーをミスしたりと問題多発でしたが、だんだんと慣れていくと同時にチームのみんなで協力して声を掛け合い動けるようになっていき、最後にはスムーズに提供できるようになりました。

この体験のおかげでバリスタというお仕事には、バリスタのスキルだけではなく、チームワークが必要だということに気付かされ、大きな学びになりました。
クラスメイトは色んな国籍の子たちだったので、声を掛け合う言語も英語。バリスタというお仕事であっても、スムーズなチームプレーをするには、やはり高い英語力が必要なんだな、と実践を通しても感じました。

先生はチームワークの大切さを教えてくれると同時に、一人ひとりに最後まで向き合って丁寧に教えてくれるので、しっかり個人としても見てくれている実感がありました。

バリスタの知識・技術だけでなく、レジュメの書き方やカスタマーサービス対応などあらゆることを教えてくれ、なによりもバリスタの楽しさをいちばん教えてくれました。

出来なかったことが少しずつ出来るようになっていき、個人的にもチームとしても成長していることを感じられて毎日、「楽しい！もっと学びたい！」と思わせてもらえたことに本当に感謝しています。

先生は2週間のコース終了後も、「私たちの関係はここで終わりじゃないから技術や仕事探しに関することなどなんでも相談してね！」と言ってくれていて、すごく心強い存在です。

ーバリスタコースを始める前と終わった後で、自分の中で気持ちの変化や発見はありましたか？

ただ漠然とコーヒー好きやし学んでみよっかな～。くらいの気持ちで受けたコースでしたが、終わってみると「こんなにも楽しくてもっと学びたいと思えることに出会えると思っていなかった、絶対バリスタとしての仕事ゲットしたい！」と曖昧だったものが明確な目標に変わりました。

ー今後の目標を教えてください

バリスタとしての仕事をゲットして、毎日楽しいと思えるような働き方でオーストラリアのワーキングホリデー生活を充実させます！

ー留学を迷っている方にメッセージ

 迷うということはそれだけ自由に選べる選択肢があるということだと思います。

自信が無かったり先のことを考えるとなかなか決断できなかったり色んな葛藤があると思いますが、どんなこともやってみないと分からないし、どこにどんな自分を変える・今後の人生に影響するキッカケがあるか分からないです。

私は今回バリスタコースを受講したことで自分の好きなことに気付くことができ、今後の職種の選択肢が増えました。

なんでもとりあえずやってみるか～。くらいの気持ちでちょっとずつ行動してみてください。
それがいつか大きな行動になっているはずです。

成功も後悔もどちらも行動しないと得られない大事な経験です。失敗にはなりません。

あの時この選択して良かった～と思える未来になるよう応援してます！
 

 いかがでしたでしょうか？

海外留学への一歩が新しい自分を見つけるきっかけになるかもしれません。

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