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オーストラリアの芸術の中心地として知られるメルボルンは、スポーツイベント、コンサート、展示会、演劇、美味しい食事など、豊かで多様な文化を楽しめます。ヨーロッパの街並みのようで、オーストラリアの他の都市にはない魅力や文化を見つけることができるでしょう。





メルボルンはどんな都市?


◎ 世界的スポーツイベントが盛んな街です!ロードレースのMoto GPグランプリ、テニス全豪オープン、メルボルンカップなど、国際的なイベントがすぐそばで開催されます。

◎ 様々な国の人々が住む、多様性を感じる街。各国の料理を味わえるレストランを街で見つけることができます。

◎ 市内中心部ではトラムとバスは無料です。この便利さはオーストラリア国内でも最高のレベル!

◎ メルボルンはオーストラリアで2番目に大きい都市。エコノミスト誌によって7年連続で世界で最も住みやすい都市に選ばれました

◎ メルボルンに住む理由の1つは、アウトドアスポーツも楽しめるから!日頃の忙しさを忘れて、週末にアウトドアスポーツを楽しめるのは最高ですね!メルボルンの郊外には、映画館、パーティー会場、アートギャラリー、劇場、コンサート、ライブミュージック付きのバー、ストリートアーティストが溢れるエンターテイメントの街。

◎ メルボルンには「1日の中に四季がある」と、必ず一度は耳にするでしょう。朝はすごく冷え込んでいたのに、太陽が出たら真夏の温度!みたいな。気候はたまにクレイジーで、冬は他のオーストラリアの都市より寒いです。コートと手袋、帽子は必須です。

◎ 便利な都市部でみんなが住みたいと思うので家賃はやや高めですが、その分公共交通機関や施設が整っている便利な街です。

◎ サーフィンをするビーチは近くになく、南に1時間程行く必要があるので遠いです。でも、そこには世界的に有名なサーファービーチ、ベルズビーチがあります!

メルボルンはどこにあるの?

メルボルンはオーストラリアのビクトリア州にあります。と言われても、イメージするのは難しいですよね。方角で言うなら、オーストラリアの南東部、もっとシンプルに言うなら右下です。イメージできましたか?

メルボルンは200年程前にできたまだまだ新しい都市。特に第二次世界大戦後、多くの移民が住み始めました。

通勤する人、学生、観光客・・・常に人の動きが多い都市部ですが、ふと落ち着ける公園があるのがメルボルンの良いところ。夏の太陽が沈んだ後、心地よい温度の中でウォーキングを楽しめたり、コーヒー片手に公園で深呼吸するのも良いですね。

また、メルボルンは、様々な国の人々で構成された国際色豊かな都市です。なので、街中では様々な言語が飛び交ったり、エスニック料理を楽しめたり、自分が「外国人」であることを忘れるでしょう。フレンドリーな人が多く、どこから来たの?と会話が始まることも。日本について知りたいと思っている人が沢山います。 

メルボルンの天気

さっき話題に出た「1日の中に四季がある」は本当のこと。朝起きて晴れてたから半袖で出かけたら、大雨が降り始めて寒い・・・なんて日も。何を着れば良いんだろうと迷うこともあるはずです。でも心配しないでください。メルボルンの天気に負けない方法を今から教えますね。

まずは、雨対策の為に濡れて寒くならないようにレインコートや折り畳み傘は必ず持っていきましょう。

特に冬、太陽が出ないととっても寒くなります。ダウンコートや手袋、帽子は欠かせません。一方、太陽が出るとポカポカで、冬でも半袖を着ている人を見かけることもあります。

真夏の太陽は強敵。タンクトップや半袖がちょうど良い猛暑になる日も。でも、朝晩に外に出る時にはカーディガンやパーカーがあると、肌寒くなった時に便利ですよ。

暑くなったり、寒くなったり・・・最初は慣れないかもしれないけど、少し過ごせば「1日の中に四季がある」ことに慣れます。いっそ、不思議でクレージーなメルボルンの天気を楽しみましょう。

交通手段 

メルボルンの交通機関はとても便利です。メルボルン全域に電車、路面電車(トラム)、バスがあり、乗り継ぎやアクセスも良し。さらに、市内の中心部にはトラムの無料エリアがあり、あまり歩かずに目的地まで行ける場所もあります。この無料エリアに住めたら、通学や仕事、遊びに行くのに交通費の節約になりますね。

メルボルンで公共交通機関を使うには、Mykiカードが必要です。駅で6ドルで購入できます。Myki MoneyMyki Passの種類があり、自分の生活スタイルに合わせて購入が可能です。ざっくりまとめるとMyki moneyは通常運賃、Myki passは日本でいう定期のようなもので週5日以上乗るならMyki passの方がお得です!ただし、乗るZoneによって運賃が変わるので、公式ホームページでチェックしてくださいね。

掛かる料金は最低3ドル、1日に必要な料金はどこに行っても最大で9ドル、週末は嬉しい割引があって最大6.5ドルで移動ができます。

ビザも取れて航空券も買ったし、スーツケースの準備も完璧!でも、空港に着いてからはどうやって移動しよう?と迷っているあなた、大丈夫です。空港からメルボルンの中心地へのアクセスはとても便利。これから、いくつかの行き方を案内するので、あなたにピッタリな方法を選んでみてくださいね。一番便利な方法:空港から中心部に行く一番便利な方法は、スカイバスの利用です!24時間、週7日運行しているので、何時に空港についても大丈夫!日中は10分毎にバスが出ているので、次のバスを長時間待つ必要もありません。サザンクロス駅には約20分で行くことができ、チケットは片道19.75ドルです。大きなトランクを置くスペースもあるのが嬉しいですね。

一番安い方法:交通費をなるべく節約したい場合は、電車の利用です。ただ、大きな荷物を持っての移動になるので、時間や体力が必要になることは覚えておいてくださいね!まず、メルボルンの公共交通機関を利用する為に空港のスカイバスのチケット売り場などで、Mykiカードを6ドルで購入します。ブロードメドウズにはバスで約20分、サザンクロス駅には電車で40分です。

一番快適な方法:間違いなくタクシーが一番快適です。重い荷物を載せたら、あとは目的地を伝えるだけ!ただし、料金が高いことを忘れずに!中心部への移動は約60ドル前後かかります。 

メルボルンのどこに住む? 

メルボルンと一言で言っても、様々な地域があります。これから住みやすいエリアを紹介するので、迷っている人はぜひ参考にしてみてください!

中心部(CBD)
フィッツロイ、ブランズウィック、ノースメルボルン、サウスヤラ、カートロン、コリングウッド、サウスバンク、セントキルダなどの地域が、メルボルン中心部と呼ばれるところです。とても便利な地域なので、レント(家賃)はやや高め。ただし、学校や職場と家が近いと交通費の節約にもなります!計算して比べてみるのも良いでしょう。シェアハウスのシングルルームは250ドル〜350ドル、シェアルームは110ドル〜190ドルです。

東部
ホーソーン、キャンバーウェル、モルバーン、オーバートン、コーフィールド、プラーラン、キューなどの地域はメルボルン東部の郊外です。街からそれほど遠くない便利な距離にもかかわらず、静かで居心地の良い富裕層の住むエリアです。緑豊かなエリアで、自転車専用のレーンもあり移動も便利。中心部よりややレントが安く、シングルルームは、200〜300ドル、シェアルームは110〜190ドルです。

西部
メイドストーン、フットスクレイ、ヤラビル、ムーニーなどの地域は、安いレントで住むことができます。シングルルームのレントは170〜230ドル、シェアルームは90〜130ドルです。

北部
コーバーグ、プレストン、ソーンベリーなどの地域は中心部から北に9kmほど離れた地域。電車で1時間弱かかりますがレントも手頃な価格で、静かで居心地の良い雰囲気が好きな人にはオススメです。シングルルームは190〜260ドル、シェアルームは100〜150ドルです。

メルボルンで参加したい!イベント特集♪

メルボルンで生活をしていて良いことの1つは、年間を通じて有名なイベントがすぐそばで開催されること!気になるイベントがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね

1月:全豪オープンテニス
テニスグランドスラムを構成する4つの大会の1つで、最初に開催されるマッチです!メルボルンパークで行われ、オーストラリア国内だけでなく世界中から注目を集めます!嬉しいことは、野外に特設された巨大なスクリーンで試合観戦できること♪夏の良い季節に野外観戦を楽しみましょう!

2月:ホワイトナイトメルボルン
このフェスティバルが初めて開催されたのは2013年2月23日でした。夜遅い時間まで明るい夏の時期を利用して、午後7時から翌朝7時まで、音楽、ダンス、ライトショーなど、様々なアクティビティが開催されます!

3月:ムーンバフェスティバル
4日間開催され、通常は祝日のLabour day(日本でいう勤労感謝の日)にスタートします。沢山の移民で構成されたメルボルン。自国の衣装にドレスアップし、音楽やダンスで街が賑わいます。

4月:メルボルンフードアンドワインフェスティバル
メルボルンのあるビクトリア州の食べ物やワインの文化を楽しめるイベントです!

5月:グッドビールウィーク
オーストラリアで最も大規模なビールのイベント!初開催からわずか7年間で、街の小さなお祭りから、300以上出店やイベントの楽しめるフェスティバルに成長しました!

6月:メルボルン国際ジャズフェスティバル
1998年以来、毎年開催されるジャズ音楽祭です。このフェスティバルは、コンサートホール、アートホール、ジャズクラブ、街中のストリートで行われます。

7月:オープンハウスメルボルン
毎年7月に開催されるこのイベント。建物や建築のことを知れるイベントで、芸術や文化が好きな人にオススメ!

8月:メルボルン国際映画祭
市内で3週間開催される毎年恒例の映画祭です。1952年に始まり、世界でも歴史のある映画祭として知られています。

9月:AFLグランドファイナル
毎年9月の最終土曜日に、メルボルンのメルボルンクリケットグラウンドで開催されるサッカーの試合です。

10月:メルボルンマラソン
1978年以来、毎年開催されています。ランニング好きの方はぜひ参加してみてください!

11月:メルボルンカップカーニバル:メルボルンのフレミントン競馬場で開催される、オーストラリアで最も有名な競馬のレース。人々はドレスアップをしてバーに行き、ビールを片手に鑑賞を楽しみます!このレースが見たくて仕事を休む人も!

12月:クリスマスフェスティバル:毎年恒例のクリスマスフェスティバル。メルボルンにあるヨーロッパ調の建築物が美しく映え、ライトアップなどを楽しめるイベントです。

行く前に知りたい!メルボルンで気をつけること 

  • 良いシェアハウスを見つけたくて、比較をしてたらあっという間に時間が経ってしまうと思います。でも、ここは人口が比較的多いメルボルン都市部。もし気に入ったシェアハウスがあれば、キープをする為になるべく早くオーナーに連絡を取りましょう。
  • 郊外に出ると改札を通らず電車に乗れる駅もありますが、チケット代は必ず払うように!私服警備員が乗っていることもあり、罰金はとても高いです。
  • 少し貯金をして、余裕を持ってメルボルンに移動するようにしましょう!というのも、高めのレントや交通費、何かとお金がかかることが多いのが都市部。すぐに仕事が見つかればラッキーですが、そうじゃない場合に備えてくださいね。 

メルボルンでのオススメスポット♪

ヨーロッパ調の建築物やカフェ、少し離れれば自然が楽しめるメルボルン。オススメスポットをまとめました。植物園
有名な庭園で1,000以上の種類の植物、花、木など、都市部で自然を楽しめるスポットです。


ブライトンビーチ
このビーチをインスタで見たことがある人もいるかも!様々な色でのペイントや、アートが描かれた小さい家が沢山並ぶビーチ。お気に入りを見つけてぜひ写真を撮って記念に残してください♪


グラフィティアートストリート
フリンダース駅の近くにあるホイザーレーンにあるスポット。SNS映えするストリートカルチャーを楽しむことができます!タイミングが良ければちょうどペイントしているアーティストを見ることができるかも!


メルボルン博物館
南半球で最大の博物館。カールトンガーデンズにあり、オーストラリアの自然と文化を学べます。


ビクトリア州立図書館
世界一美しい図書館とも呼ばれる図書館。19世紀に建てられた建築物の中にあり、外観も美しいです。200万冊以上の本と16,000もの雑誌などを読むことができます。


パフィングビリー鉄道
少し離れた郊外ベルグレイブにあり、現在も走る蒸気機関車です。フレンドリーな車掌さんとの会話や、途中駅で下車してローカルのカフェなども楽しめます。


ウィルソンズ岬
地元では親しみを込めて「プロム」と呼ばれる海沿いの原生地域です。ユーカリやシダが生い茂り、散歩コースから数日に渡るトレッキングコースまで楽しめます。


グレートオーシャンロード
風が吹き付ける南極海に面した道路。進んでいくとそびえ立つ断崖や、荒く削られた岩が並びます。


グランピアンズ国立公園
メルボルンの西235キロ離れた場所に位置し、砂岩でできた山々が広がる壮大な景色を見ることができます。


フィリップ島
メルボルンから南東に140キロ離れた場所にある島。太陽が沈む暗くなり始めた頃、小さなペンギンが海から巣穴に帰り、一生懸命砂浜を歩くがとても可愛いです。

メルボルンと日本の時差

オーストラリアは広い国!国内でもいくつかのタイムゾーンがあるので、時差を考える時には、「州」と日本の時差を考える必要があります。

メルボルンはビクトリア州に属します。ビクトリア州のタイムゾーンはGMT + 10で、日本はGMT+9です。と言うことは、メルボルンと日本は1時間の時差があり、メルボルンの方が1時間進んでいることが分かりますね。

でも1つ気をつけることがあります!ビクトリア州は、シドニーのあるニューサウスウェールズ州と同じようにサマータイムを採用している州。夏に陽が出る時間が長くなるのを利用して、初夏の10月の第1日曜日にスタート、だいぶ冷える日が多くなる4月の第1日曜日に終了です。なので、サマータイムの期間中は、メルボルンと日本の時差は2時間!朝早く太陽が昇り、夜遅い時間まで明るい日々が続きます。