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オーストラリアへに渡航する人の中には、日頃から薬を服用されている方や、体調を崩した時は日頃から使用している薬を服用したい!と思う方が多いかと思います。

「薬は絶対に持っていきたい!どうしよう〜!」
「サプリメントはどうなるの?」

Don’t Panicです!

オーストラリア政府は、このような状況を理解していることもあり、ルールや条件はありますが、大半の医薬品の持ち込みを認めています。

でも、気をつけなければいけないのは、ルールを守って持ち込むこと。
ルールを知らずに持ち込んでしまった場合には罰金を課せられてしまいます〜(それは大変!)

そんなことにならないように、この記事では、薬の持ち込みについてのルールを書いていこうと思います!

この記事は、在日オーストラリア大使館のページを元に書いています。


オーストラリア国内に医薬品を持ち込みたい時のルールって?

  • オーストラリアに医薬品を持ち込みたい場合は、全てを申告する必要があります。
  • 入国時に提出する入国カードの「医療品を持ち込みますか?」の質問に対し、持ち込みたい場合は必ずYesと記入して下さい。また、税関を通る際に実物を見せる必要があるかもしれないので必ず手荷物に入れて持ち込むことを忘れずに!
  • 係りつけの医者を通じて、フルネーム、医薬品名と処方量が英語で書かれている処方箋、または診断書を必ず持ってくること。
  • 持ち込める医薬品は、本人、または一緒に渡航する家族が使用する医薬品のみ。もし家族以外に医薬品を持ち込みたい場合は、事前に許可を取る必要が有りです。
  • 持ち込み可能な医薬品の分量は、最大3か月分の服用分のみ。
    3ヶ月以上の分量を持ち込みたい場合は、事前に許可を取る必要があります。
  • 医薬品は調剤された包装状態のままで持ち込んでください。
    (成分表が見える状態でラベルなどは剥がさないでくださない。箱や瓶から出して他のケースに入れたりしない)
  • 上記の条件を満たせば抗生物質の持ち込みも可能です。

オーストラリア出発前に許可を取る必要がある医薬品は?

  • アナボリック/アンドロジェニック作用の物質(テストステロン、DHEAなど)
  • 中絶薬(ミフェプリストン、RU486など)
  • サリドマイド
  • 人・動物由来成分を含む注射剤 (ハイゼントラ、クレキサンなど、ただしインシュリンを除く) 
  • 選手やスポーツ関係者が、ホルモンやペプチド成分を含む医薬品を持ち込む場合
  • 3か月分以上の医薬品服用分を持ち込む場合

上記の医薬品を持ち込みたい場合は、事前にDrug Control Sectionまで問い合わせる必要があります
お問い合わせ先:DCS@health.gov.au(注意:申請はメールにて英文で送って下さい。)

持ち込み禁止の物質・医薬品って?

• アミノフェナゾンやアミドピリン、アミノピリン、メタミゾール(非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)・鎮痛剤)

• アミグダリン/レートリル

• 大麻ならびに大麻派生品
(サティベックスやCBDオイルを持参したい場合は、事前に許可を取る必要があります)

サプリメント、ビタミン剤を持ち込みたい場合は?

市販されているサプリメントビタミン剤は基本的に持ち込み可能です。でも稀に製品の中に禁止されている特定の成分や物資が含まれている場合もあるようです。心配な方は、下記のリンクで確認して下さい。

輸出入の許可が必要な医薬品成分について(英語)

事前の許可が必要な医薬品成分リスト(英語)


他参考リンク:

オーストラリアにはPanadolや Ibuprofenといった痛み止め・総合風邪薬が売っており、スーパーマーケットなどで簡単に購入可能です。持病などで病院から処方されているお薬、または薬に敏感な方は、後から後悔しないように、日本から持ってこられた方が安心だと思います!

もし事前許可を取りたい時、または英文でお問い合わせをしたい時など、よくわからない時は担当の留学カウンセラーに確認する事をお勧めいたします。

いかがでしたか?

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